BLUE REPORT
2024年12月号
2024.11.29
中小企業のESGへの対応<2>
Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス/企業統治)の各分野に配慮した経営を行うことを意味するESG経営は、持続可能な経営の実現や企業の社会的責任を果たすための指標として注目されています。
ESG経営に取り組むことで、環境配慮型経営の推進や働きやすい職場づくり、組織体制の強化などが期待でき、それが持続可能な経営の実現に資すると言われています。また、ESG経営は大企業のみならず、中小企業にもメリットをもたらします。それが中小企業において拡大しない背景には、どのような問題・課題があるのでしょうか。また、中小企業がESG経営に取り組むことで得られる効果には、どのようなものがあるのでしょうか。
前号に引き続きESG経営を採り上げ、取り組む上での課題や取り組むことによる事業への影響、効果などについて、調査結果を基に検証を行いました。
調査主体 :フォーバルGDXリサーチ研究所
調査期間 :2024年9月9日~2024年10月11日
調査対象者:全国の中小企業経営者
調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
有効回答数:1077人