BLUE REPORT
2026年5月
2026.04.10
中小企業の人手不足の実態
~現状、対応、人材確保の取り組み~
近年、中小企業の人手不足が深刻化しているといわれています。
2025年版の中小企業白書※では、「中小企業・小規模事業者の人材不足は依然として深刻」であり、
「業種別に見ると『建設業』において特に不足感が強い」と指摘されました。
また、人手不足による関連倒産も増加傾向であることが示されています。
そして、同白書では中小企業・小規模事業者が直面する厳しい状況を
「円安・物価高の継続、『金利のある世界』の到来による生産・投資コスト増、構造的な人手不足」と表現しています。
企業が新たに人材を確保するためには、新規採用に向けた人件費の確保が必要であり、
そのためには企業の経営力を高め、原資を確保しなければなりません。
一方で、昨今の物価高を背景に既存従業員に対する賃上げ圧力もあります。
多様な人材の活用や柔軟な働き方の導入、DXの推進による業務効率化と生産性向上などへの取り組みも重要です。
こうした厳しい経営環境を前に、人手不足に直面する企業は難しいかじ取りを強いられているといえるでしょう。
では、中小企業の人手不足状況は、どの程度深刻なのでしょうか。
またそれに対して、企業側はどのような取り組みをしているのでしょうか。
当研究所ではこのたび、中小企業に対して人手不足の現状やその対応、
人材確保に向けた具体的な取り組みなどに関する実態調査を行いました。
本レポートはその調査結果を分析し、提言につなげるものです。
調査主体 :フォーバルGDXリサーチ研究所
調査期間 :2026年1月14日~2026年2月13日
調査対象者:全国の中小企業経営者
調査方法 :ウェブでのアンケートを実施し、回答を分析
有効回答数:1,647人